2022年03月22日
中学生女子が「浴衣(ゆかた)」にチャレンジ!
浴衣着付教室スタート!
たんす屋が、学生さん向けに「浴衣着付教室」を開催していることはあまり知られていませんが、少しだけ雰囲気をお伝えしたいと思います。今回の開催場所は、東京都世田谷区の私立女子校「田園調布学園中等部・高等部」様で、中学2年生の女子のみなさんが参加してくださいました。
「浴衣」というと簡単そうに思えますが、ほとんどの女子は正しい浴衣の着方を勉強するのは始めてです。果たして女子のみなさんの反応は? そして出来栄えは?
難しいけど楽しい! そして可愛い!(生徒からの自己評価・感想)
生徒A
■浴衣の着付け:B
■帯の結び方:A
■浴衣のたたみ方:A
■浴衣の着つけから帯結びまで一人でできる:B(何回か練習すればできる)
■浴衣についてはじめて知ったこと、興味・印象をもったこと:
浴衣は着物とは違い、とてもゆったりと余裕を持って着られるものだと思っていたが、実際に着てみると、思っていたよりも(何度も帯のようなものを巻くため)着方が難しく、体にしっかりフィットするように着ることを知った。着物の柄によって、全く印象が違い、他の柄の浴衣もぜひ着てみたいと思った。
■実習や着用した感想など、また今後どのようなときに着用してみたいか:
実際に着てみるとおはしょりした部分がよく見えて(私はあまりきれいにできなかったため)形を整える作業は(その作業によって着つけが終わったときの出来栄えが決まるので)地味なようでとても重要だと学びました。今日、浴衣の着つけの仕方を習ったので、今年の夏祭りなどで着れたら浴衣を着てみたいと思いました。
生徒B
■浴衣の着付け:A
■帯の結び方:A
■浴衣のたたみ方:A
■浴衣の着つけから帯結びまで一人でできる:B(何回か練習すればできる)
■浴衣についてはじめて知ったこと、興味・印象をもったこと:
浴衣が昔の時代だとパジャマに相当することにとても驚きました。私が小さい頃に何度か着たことがありましたが、きちんと着たことはなかったので、とても着つけをするのが楽しみでした。
■実習や着用した感想など、また今後どのようなときに着用してみたいか:
パジャマを着るより少し難しいかなと思っていたのですが、予想以上に難しくて大変でした。先生に教えてもらいながらきちんと浴衣を着ることができました。制服よりもとても楽で、ずっと着ていたいと思うほど気に入りました。お祭りなどがあれば着用してみたいです。柄もとてもかわいく、楽しく授業を受けることができました。
生徒C
■浴衣の着付け:A
■帯の結び方:A
■浴衣のたたみ方:B
■浴衣の着つけから帯結びまで一人でできる:B(何回か練習すればできる)
■浴衣についてはじめて知ったこと、興味・印象をもったこと:
帯の本数が思ったより多くて驚いた。また浴衣を着る前と後では雰囲気が全く違くて面白かった。日本の昔からある伝統的な衣服だが、今まで着た回数はそこまで多くなかったので、とても貴重な体験となった。
■実習や着用した感想など、また今後どのようなときに着用してみたいか:
苦しくならないように少しゆるめの帯などを締めたつもりだったが、思ったよりもきつくて驚いた。季節外れな気もしたが、ここ2年程は夏祭りなどにも行けていなかったので、一瞬、夏になったような感じがした。今度はお祭りに行くときや、花火を見に行く際に自分で着用してみたいと思う。なかなか体験できないことなので、本当に楽しく取り込むことができ、良かった。また着たい。
生徒D
■浴衣の着付け:A
■帯の結び方:B
■浴衣のたたみ方:B
■浴衣の着つけから帯結びまで一人でできる:B(何回か練習すればできる)
■浴衣についてはじめて知ったこと、興味・印象をもったこと:
浴衣は難しかったが、元々部屋などで着るための洋服だったこともあり、思った以上に気楽に着れることが分かった。(あまり手順がない)浴衣は、元々今のようにたまに着るのではなく、入浴後に着られるためのものだったことも初めて知った。浴衣で最後に帯をアレンジ(折って)することもできると初めて知り、各々の浴衣に合うアレンジを知りたいと思った。
■実習や着用した感想など、また今後どのようなときに着用してみたいか:
初めて自分一人できちんとした浴衣を着てみて、はかまなどのように動きずらいかと思ったが、涼しく、また動きやすく気楽に着ることができました。また、ほとんど自分一人で着ることができましたが、先生方のようにきれいにしわも全くなくリボンもきれいにくずれたりせずに着れず、しわができてしまい難しかったです。毎回は着れませんが、イベント時など季節に合わせて借りたりして着たいです。
生徒E
■浴衣の着付け:A
■帯の結び方:A
■浴衣のたたみ方:A
■浴衣の着つけから帯結びまで一人でできる:B(何回か練習すればできる)
■浴衣についてはじめて知ったこと、興味・印象をもったこと:
浴衣についてはじめて知ったことは、こんなに浴衣を1人で着るのは大変なのだということ。また浴衣にはとても沢山の柄があり、とてもキレイだということ。そして帯が裏表違うだけで、印象ががらりと変わったり、最後帯を折ることで、アクセントになることに興味を持った。
■実習や着用した感想など、また今後どのようなときに着用してみたいか:
真近で見てみると動画で見たときより大変そうで、実際着つけをしてみると、やはり難しく、両手を色々な方向に動かさなければならなかったり、ここの長さをどうしたいからここをこう動かすなど、色々考えながら着るのが難しかった。また、お祭りなどで着てみたいと思った。
生徒F
■浴衣の着付け:B
■帯の結び方:A
■浴衣のたたみ方:B
■浴衣の着つけから帯結びまで一人でできる:B(何回か練習すればできる)
■浴衣についてはじめて知ったこと、興味・印象をもったこと:
浴衣の様々な部分の名前を、今回初めて知りました。おはしょりはしっかりと整える、丈はくるぶしを目安にという風に、きれいに着るコツやポイントを教えて頂き、帯が相当きつくなることも知りました。昔の人はよく着用していたのだと考えると、とても大変な着替えだったのではと思いました。
■実習や着用した感想など、また今後どのようなときに着用してみたいか:
浴衣を6年ぶりくらいに着て、改めてその可愛さに気づきました。着付けは大変ですが、日本の大切な文化なので、何回か練習して一人で着られるようになりたいです。そして、親戚などと花火大会に行くときや夏祭りに行くときに着用してみたいと感じました。浴衣は思っていたより軽くて、驚きました。
生徒G
■浴衣の着付け:A
■帯の結び方:A
■浴衣のたたみ方:B
■浴衣の着つけから帯結びまで一人でできる:B(何回か練習すればできる)
■浴衣についてはじめて知ったこと、興味・印象をもったこと:
ひもが腰ひもと胸ひも両方必要だと初めて知りました。それぞれの人に似合う浴衣があり、今回自分の浴衣は最初は好みではなかったが、見ていくうちにかわいくシンプルでとても素敵な浴衣に見えました。
■実習や着用した感想など、また今後どのようなときに着用してみたいか:
自分はオーバーサイズを普段着ており肌に密着する服はあまり好きではありません。ですが浴衣の場合はお腹の締めつけ具合といい、自分は特に好きでした。これからは浴衣をお祭りに行くときだけではなく、鎌倉など京都などに行ったときも着てみたいと思いました。
生徒H
■浴衣の着付け:A
■帯の結び方:B
■浴衣のたたみ方:A
■浴衣の着つけから帯結びまで一人でできる:B(何回か練習すればできる)
■浴衣についてはじめて知ったこと、興味・印象をもったこと:
腰、胸の紐や伊達締め、帯など、出来るだけきつく結んだ方が全体的に整って綺麗に見える! 腰に紐を結んだ後、身八つ口から手を入れてなでるように手を動かす動作がとても大切! 帯は自分の好みにアレンジすることが可能→(リボンの色・帯を所々(2ヶ所くらい)裏にして2色にするなど)
■実習や着用した感想など、また今後どのようなときに着用してみたいか:
自分の浴衣を持っておらず、また着る機会もあまりなかったのですが、今回実際に着用してみて浴衣は何回か練習すれば自分だけでも簡単に着れることを知り、とても身近なものに感じることができました。また友達の浴衣姿はいつもの印象とは違い、少し大人びて見えたので浴衣を着れば、相手も、そして自分自身も少し特別な気持ちになれるのではないかと思いました。近所の商店などで毎年開催される夏祭りなど、今回学んだことを活かして浴衣を着用してみたいと思いました。
生徒I
■浴衣の着付け:A
■帯の結び方:A
■浴衣のたたみ方:B
■浴衣の着つけから帯結びまで一人でできる:B(何回か練習すればできる)
■浴衣についてはじめて知ったこと、興味・印象をもったこと:
小学校低学年くらいのときに、お祭りに行くために浴衣を着たことがあるのですが今回と違って簡素なものだったので、ちゃんとした浴衣の着方・たたみ方を知れて嬉しかったです。
■実習や着用した感想など、また今後どのようなときに着用してみたいか:
ほとんど布一枚だけなのに、着てみると安心感がちゃんとあって凄いなと思いました。また、同じ模様でも色が変わると印象が全く変わったので、もしいろいろなものを持っていたら気分などによって使い分けられるなと思いました。妹がいるので、もし浴衣でどこかに行く機会があったら着つけてあげたいと思いました。
【概要】
場所:田園調布学園中等部・高等部
学年:中学2年生女子
実施:2022年2月
浴衣:レンタル
内容:65分間
❶ ご挨拶
❷ レンタル教材の確認
❸ 手本(浴衣、帯を1回通しで)
❹ 実技(浴衣、帯を一通り1回自分で着る)
❺ たたむ
身近なのに縁遠い着物の距離感
「着物」はとても美しく、日本人の意識の中に根付いています。七五三、成人式、冠婚葬祭と、普段の生活の中でも着るタイミングは思った以上にたくさんあります。ですが、その反面、しっかり着物についての知識を得たり、着方を覚えるチャンスはとても少ないと言わざるをえません。
「浴衣」から日本を好きになる
たんす屋は、そんな状況を少しでも変えたいと考えました。そして開催しているのが、この学生向けの「たんす屋の浴衣着付教室」となります。「浴衣」は簡単そうに見えて、正しく着るには知識とコツが必要です。それでも、着物の中では難易度が低く、最初の一歩として最適といえます。浴衣をきっかけに着物への興味を育んでいただき、日本の国や伝統文化をもっと好きになって、日本人としてのアイデンティをしっかり持って世界へ羽ばたいて欲しい…それが《たんす屋》の願いです。
「たんす屋の浴衣着付教室」にご興味ある方へ
「たんす屋の浴衣着付教室」は、ご相談、ご依頼からのスタートとなります。興味ある方は、下記までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
皆さまの学校でお会いしましょう