リユース着物 たんす屋

column

2024年06月21日

たんす屋、四代目でござる!中村社長奮闘記(1)

四代目、中村光宏の新たな挑戦!

皆様、初めまして。
私は、リユース着物たんす屋のG社長、中村光宏と申します。
この度、このHPにて「着物コラム」を掲載する事となりました。
月2回の予定で発信をして参りますが、私自身初めての事ですので、どのような内容を発信できるか心配ですが、私が日頃感じた事や発見した事など「自由に」書きたいと思っております。
どうぞ、宜しくお願い致します。

さて、記念すべき第1回のお題は「リユース着物たんす屋とは?」です。
長きに渡り、ご愛顧いただいている方には御存知の事ばかりと思いますが、最近着物を始めた、これから着物を始めたいという方には、まだまだ御存知いただいていないと思います。

中村健一が出会った、画期的な古本屋

たんす屋は、1999年9月1日に千葉の船橋シャポーさんの「仮店舗」で産声をあげました。
当時の運営会社は、日本橋人形町で呉服卸業を営む会社でしたが、着物業界は既に右肩下がりの斜陽産業と言われて久しく、当時の社長中村健一氏は将来に対しての一手を模索する毎日だったと聞いております。

そんな中、中村社長に転機が訪れました。
当時、新星の如く現れた「ブックオフ」さんに衝撃を受けたそうです。
それまでの古本屋は「暗い」「くさい」「汚い」の3K業界でしたが、「ブックオフ」さんの店舗は「きれい」で「明るく」「新品の様な本」が半額以下で買える。画期的なお店でした。


ブックオフのコンセプトそのままの着物オフを始めたらきっと着物業界に旋風を巻き起こせる!!

と確信した中村社長のその後の行動は早かったです。

たんす屋の着物は、タイムトラベラー?!

あれから、24年。たんす屋は数えきれない人数の着物ファンを創造して参りました。
リサイクル着物というネーミングも最近は「リユース着物」と呼ぶようになり、ネットやメルカリ等の消費者同士の売買の場等、1999年の創業時とは違う環境となりましたが、創業当時の「着物は高い」「着物は着た事がない」「着物を一人で着られない」という、着物にまつわる問題を解決していく事を使命とし、今後も営業を続けて参ります。
着物業界は、コロナ禍を経て益々厳しさを増し、後継者不足もいよいよ深刻になりつつある中、リユース着物という「先人の財産」を活かしながら、新たな着物の可能性と魅力を伝えていきたいと考えております。

お近くにお越しの際は、ぜひお店を覗いて下さい。

きっとあなたにピッタリの着物や帯が見つかると思います。
どうぞ、この一年。宜しくお願い致します。

たんす屋株式会社
G社長 中村光宏

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