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2025年05月02日

【着物買取】価値が分からない?判断基準と高く売るコツ

着物買い取り紬イメージ

「この着物、売れるのかな?」―押し入れに眠る着物を手放そうと思っても、価値があるのか判断に迷うことはありませんか? 

実は、着物の買取価格は素材や作家、証紙の有無、状態によって大きく変わります。思わぬ高額査定になることもあれば、逆に値がつかないケースも。

この記事では、着物の価値を決めるポイントや査定方法、高く売れる着物の特徴を徹底解説! 迷ったときの対処法も紹介するので、納得のいく選択ができるようになります。

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目次

1. はじめに
 1-1. 着物を手放す際の悩み
 1-2. 「この着物、本当に価値があるの?」と迷う理由
2. 着物の価値を決めるポイント

 2-1. 生地や素材(正絹・化繊・木綿など)
 2-2. 作家もの・ブランドもの
 2-3. 証紙の有無
 2-4. 柄・デザインの人気度
 2-5. 状態(汚れやシミ、傷みの有無)
 2-6. 仕立ての種類(袷・単衣・夏物など)
3. 価値が高い可能性のある着物の特徴
 3-1. 有名作家の作品(例:人間国宝の着物
 3-2. 伝統工芸品(結城紬、大島紬、加賀友禅など)
 3-3. アンティーク着物の希少性
 3-4. 未使用・仕付け糸付きのもの
4. 価値が低くなりやすい着物とは?

 4-1. 化学繊維の着物
 4-2. 需要が少ないデザインやサイズ
 4-3. 汚れ・シミ・カビが目立つもの
5. 着物の価値を知る方法

 5-1. 専門店で査定してもらう
 5-2. オンライン査定を活用する
 5-3. リサイクルショップやフリマアプリと比較する
6. まとめ:迷ったらどうすればいい?

 6-1. 無料査定を活用するのがおすすめ
 6-2. 価値があるか判断に迷ったらプロの意見を聞く
 6-3. 思い出やストーリーも大切にしながら決める

1. はじめに

1-1. 着物を手放す際の悩み

「着物を手放したいけれど、本当に売れるの?」と悩む人は少なくありません。特に、親や祖父母から受け継いだ大切な着物や、自分で購入したものの着る機会がなくなった着物は、処分するのがもったいないと感じるものです。

しかし、どの着物に価値があり、どの着物が買い取ってもらえないのかを判断するのは簡単ではありません。

1-2. 「この着物、本当に価値があるの?」と迷う理由

着物の価値を見極めるのが難しい理由はいくつかあります。まず、着物には「作家もの」「ブランドもの」「伝統工芸品」といった要素があり、これらが価値を左右するため、素人目には判断がつきにくいことが挙げられます。

また、同じ着物でも状態や市場の需要によって査定額が大きく変わるため、「高価な着物のはずなのに思ったより安い」「逆に古い着物なのに意外と高く売れた」といったケースもあります。

そこで、この記事では着物の価値を判断するためのポイントを解説し、納得のいく形で買い取りを進めるためには何が大切かをご紹介します。

着物イメージ
素人には分かりにくい着物の価値

2. 着物の価値を決めるポイント

着物の価値を判断するには、いくつかの重要なポイントがあります。素材や作家、証紙の有無、状態などが影響し、それぞれの要素が査定額を左右します。ここでは、特に重要な6つのポイントを詳しく解説します。

2-1. 生地や素材(正絹・化繊・木綿など)

着物の価値を決めるうえで、最も基本的な要素が「生地の素材」です。

高価な素材の例

  • 正絹(しょうけん):天然のシルク100%の生地で、高級着物のほとんどが正絹で作られています。風合いや光沢が美しく、通気性や保温性にも優れています。
  • 紬(つむぎ):手織りの絹織物で、大島紬や結城紬などのブランド紬は特に高い価値があります。

価値が下がりやすい素材の例

  • 化学繊維(ポリエステルなど):安価で手入れがしやすい一方で、リサイクル市場ではほとんど値がつかないことが多いです。
  • 木綿(もめん):普段着として親しまれてきましたが、高価なものは少なく、買取価格も低めになります。

2-2. 作家もの・ブランドもの

作家が手掛けた着物や、有名なブランドの着物は、一般的な着物よりも高値がつく可能性があります。

価値が高くなりやすい作家やブランドの例

  • 人間国宝の作品(羽田登喜男、木村雨山など)
  • 有名な染織作家の作品(久保田一竹の辻が花、由水十久の京友禅など)
  • 老舗呉服ブランドの着物(川島織物、千總、藤娘きぬたやなど)

作家ものの着物には落款(らっかん)と呼ばれる印や証紙が付いていることが多いため、査定の際には確認しましょう。

2-3. 証紙の有無

証紙(しょうし)とは、着物の品質や産地を証明するものです。特に伝統工芸品の着物には、正規品であることを示す証紙が付属しています。

代表的な証紙の例

  • 結城紬の「地機(じばた)証紙」
  • 大島紬の「本場大島紬証紙」
  • 加賀友禅の「本加賀友禅証紙」など

証紙があると、その着物が本物であることが証明され、査定額が上がる可能性があります。

2-4. 柄・デザインの人気度

着物の柄やデザインも、買取価格に影響します。現在の市場で需要が高いデザインほど、査定額も高くなる傾向があります。

人気が高いデザイン

  • シンプルで上品な柄(訪問着や色無地など)
  • 季節を問わず着られる柄
  • 現代のファッションにも合わせやすいデザイン

需要が少ないデザイン

  • 昭和初期~中期の派手な色柄(現在の流行と合わないことが多い)
  • 個性的すぎるデザイン(一般の人が着こなしにくい)

2-5. 状態(汚れやシミ、傷みの有無)

着物の状態が悪いと、査定額は大きく下がります。特に以下のようなダメージは評価を下げる要因となります。

価値を下げる主なダメージ

  • シミや黄ばみ(襟元や袖口に多い)
  • カビや虫食い(長期間保管されていた着物に多い)
  • 色あせ(直射日光が当たる場所で保管された着物に見られる)

ただし、状態が悪くても価値がある場合もあります。例えば、人間国宝の作家ものや希少なアンティーク着物は、一部の傷みがあっても高額査定になることがあります。

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2-6. 仕立ての種類(袷・単衣・夏物など)

着物にはさまざまな種類があり、仕立てによっても市場での需要が異なります。特に、着用できる季節が限られるものは、査定額に影響を与えることがあります。

需要が高い仕立ての例

  • 袷(あわせ):裏地が付いた一般的な仕立てで、一年のうち長い期間着られるため需要が安定している。
  • 訪問着や留袖:フォーマルな場面で着用される機会が多く、中古市場でも一定のニーズがある。

査定額が変動しやすい仕立ての例

  • 単衣(ひとえ):裏地がない春秋向けの着物で、着用シーズンが限られるため、需要によって査定額が変わりやすい。
  • 夏物(薄物):絽(ろ)や紗(しゃ)などの夏用の着物は、一般的な市場では取引量が少ない傾向があるが、上布(じょうふ)など一部の希少な夏物は高値がつくことがあります。

査定額は、仕立ての種類だけでなく、生地の品質やブランド、作家ものかどうかによっても大きく変わるため、個別に査定を受けるのがおすすめです。

3. 価値が高い可能性のある着物の特徴

すべての着物が高く売れるわけではありませんが、中には特に高価買取が期待できるものがあります。ここでは、価値が高くなる可能性のある着物の特徴を4つ紹介します。

注意:着物の種類や作家、ブランドは、網羅的なものではありません。他にも価値の高い着物や作家、ブランドは存在しますのでご承知おきください。

3-1. 有名作家の作品(例:人間国宝の着物)

着物の世界には、「人間国宝」と呼ばれる国指定の重要無形文化財保持者や、有名な染織作家が存在します。これらの作家が手掛けた着物は、高額で取引されることが多いです。

代表的な作家と特徴

●  羽田登喜男(はた ときお):精密な友禅染で知られる。

● 由水十久(ゆうすい とく):繊細な加賀友禅の作品が有名。

● 久保田一竹(くぼた いっちく):独自の辻が花染めを確立。

木村雨山(きむら うざん):京友禅の第一人者。

これらの作家ものの着物には、落款(らっかん)と呼ばれるサインが入っていることが多く、証紙や証明書があるとさらに価値が高くなります。

3-2. 伝統工芸品(結城紬、大島紬、加賀友禅など)

日本各地には、地域に根付いた伝統工芸の着物があります。これらは職人の手作業で作られており、希少価値が高いため、高価買取されることが多いです。

価値の高い伝統工芸品の例

結城紬(ゆうきつむぎ):茨城県・栃木県で生産される手織りの紬。特に「本場結城紬」は高額買取の対象。

結城紬着物

結城紬の着物と証紙

大島紬(おおしまつむぎ):鹿児島県や奄美大島で作られる高級紬。泥染めによる独特の光沢が特徴。

大島紬の着物と証紙

加賀友禅(かがゆうぜん):石川県で作られる手描き友禅の着物。華やかで繊細な模様が特徴。

芭蕉布(ばしょうふ):沖縄の伝統織物で、非常に希少価値が高い。

これらの着物には、証紙が付いていることが多く、証紙があることで正規品としての価値が証明されます。

3-3. アンティーク着物の希少性

一般的に古い着物は価値が下がりやすいですが、特定のアンティーク着物は高く評価されることがあります。特に、大正時代から昭和初期にかけて作られたアンティーク着物は、独特のデザインや染色技術が注目され、コレクターの間で人気があります。

価値が高くなりやすいアンティーク着物の特徴

  • 明治・大正・昭和初期の貴重なデザイン
  • 手描き友禅や刺繍が施された着物
  • 現在では再現が難しい技術が使われているもの

ただし、アンティーク着物は状態によって評価が大きく変わるため、保存状態が良いものほど高値が付きやすくなります。

つまり、アンティーク着物として希少価値が認められるのは、特定の時代や技法で作られ、かつ保存状態が良いものに限られる場合が多いことに注意してください。

3-4. 未使用・仕付け糸付きのもの

新品や未使用に近い着物は、中古市場でも高額で取引されることが多いです。特に、仕付け糸(しつけいと)が付いたままの着物は「未使用品」として扱われ、買取価格が上がる可能性があります。

仕付け糸とは?
着物を仕立てた際に、形が崩れないように仮縫いされている糸のことです。袖口や裾などに見られます。

仕付け糸の例
仕付け糸

また、以下の条件に当てはまる場合も価値が上がりやすいです。

  • 購入時のタグや証紙が付いている
  • 箱やたとう紙(着物を包む専用の紙)がある
  • シミやカビがなく、保存状態が良い

4. 価値が低くなりやすい着物とは?

すべての着物が高額で売れるわけではなく、状態や素材によっては買取価格が低くなってしまうものもあります。ここでは、特に価値が下がりやすい着物の特徴を3つ紹介します。

4-1. 化学繊維の着物

着物には、正絹(しょうけん:シルク)のほかに、ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維で作られたものがあります。

化学繊維の着物の特徴

  • 洗濯しやすく、手入れが簡単
  • 価格が安いため、初心者向けとして流通が多い
  • 光沢や風合いが正絹と比べて劣る

ポリエステルやレーヨン製の着物は、新品でも手頃な価格で販売されているため、中古市場ではほとんど値がつきません。特に、量販店や通販で販売されている「既製品のポリエステル着物」は、買取不可になることが多いです。

ただし、化学繊維でもブランドもの(たとえば「千總(ちそう)」や「しょうざん」など)の場合は、価値がつくこともあります。証紙やブランドタグがあるか確認しましょう。

4-2. 需要が少ないデザインやサイズ

着物の柄やサイズは、流行や着る人の体型に左右されるため、需要が少ないものは買取価格が下がりやすくなります。

価値が低くなりやすいデザイン

  • 古い時代特有の派手な柄(昭和初期の朱色や金糸の多いものなど)
  • 極端に個性的なデザイン(一般的な着こなしが難しいもの)
  • 季節感が限定されすぎる柄(たとえば、ひまわり柄の小紋など)

特に、昭和時代の流行だった「鮮やかな金彩や刺繍が多い訪問着」は、現代では着る機会が少なく、査定額が低くなる傾向があります。

需要が少ないサイズ

着物は体型に合わせて仕立てるため、身丈(みたけ)や裄丈(ゆきたけ)が小さいと、着られる人が限られます。

  • 身丈が150cm以下の着物:現在の女性の平均身長(約158cm)よりも小さいため、需要が少ない。
  • 裄丈が短すぎるもの:肩幅や腕の長さに合わないと着られないため、買取価格が下がる。

ただし、アンティーク着物として価値がある場合は、デザインや希少性によって評価されることもあります。

4-3. 汚れ・シミ・カビが目立つもの

着物は保管状態によって大きく価値が変わります。特に、以下のような状態の着物は買取価格が下がるか、買取不可になることが多いです。

価値を下げる主なダメージ

  • シミ・黄ばみ:特に襟元や袖口の汚れは目立ちやすい。
  • カビ:湿気の多い場所で長年保管されていた場合、黒ずみやニオイが発生しやすい。
  • 虫食い:特にウールや絹の着物は、虫に食われることがある。
  • 色あせ:長期間日光にさらされた着物は、部分的に色が抜けていることがある。

ダメージがあっても価値がつくケース

  • 作家ものや伝統工芸品の場合、一部のシミや汚れがあっても価値が認められることがある。
  • アンティーク着物の場合、多少のダメージが「味」として評価されることもある。

査定前に、簡単な手入れ(ブラッシングや陰干し)をすることで、状態が改善し、査定額が上がることもあります。

5. 着物の価値を知る方法

「この着物、本当に価値があるの?」と迷ったときは、いくつかの方法で確認することができます。ここでは、専門店での査定、オンライン査定の活用、リサイクルショップやフリマアプリとの比較について解説します。

5-1. 専門店で査定してもらう

最も確実な方法は、着物買取専門店で査定を受けることです。専門の鑑定士が生地や作家、証紙の有無、状態などを細かくチェックし、適正な価格を提示してくれます。

専門店での査定をおすすめする理由

  • 着物の価値を正しく評価してもらえる(一般的なリサイクルショップよりも知識が豊富)
  • 査定が無料の店舗が多い(出張査定や宅配査定も可能)
  • 買取実績が豊富で、安心して取引できる

専門店を利用する際のポイント

  • 複数の店舗で査定を受ける(査定額に差が出ることがあるため)
  • 証紙や付属品を忘れずに持参する(価値が上がる可能性がある)
  • 査定の際に「売るかどうか」をすぐに決めなくてもOK(相場を知るだけでも価値がある)

5-2. オンライン査定を活用する

近年は、スマホで着物の写真を撮って送るだけで査定してもらえる「オンライン査定」も人気です。忙しい方や、近くに専門店がない方におすすめの方法です。

オンライン査定のメリット

  • 自宅にいながら簡単に査定できる
  • 複数の業者と比較しやすい
  • 査定だけでなく、宅配買取にも対応している場合が多い

オンライン査定の注意点

  • 写真の撮り方によって査定額が変わる(全体・柄のアップ・証紙などをしっかり撮影)
  • 実際の買取額は、現物査定で変動する可能性がある
  • 出張買取や宅配買取を利用する場合、送料や手数料を確認しておく

オンライン査定はたんす屋に

5-3. リサイクルショップやフリマアプリと比較する

着物専門店以外にも、リサイクルショップやフリマアプリを利用する方法があります。ただし、これらの方法にはメリットとデメリットがあるため、状況に応じて使い分けることが大切です。

リサイクルショップで売る場合

メリット

  • すぐに現金化できる
  • 手続きが簡単

デメリット

  • 着物の専門知識がない店では、正しく査定されないことがある
  • 相場よりも安く買い取られるケースが多い

フリマアプリやネットオークションで売る場合

メリット

  • 自分で価格を設定できる
  • 買い手によっては高値がつくこともある

デメリット

  • 出品や発送の手間がかかる
  • 買い手がすぐに見つからない場合もある
  • クレームや返品対応のリスクがある

どの方法を選ぶべき?

方法おすすめの人注意点
専門店で査定正確な価値を知りたい人、手間をかけずに売りたい人店舗によって査定額に差が出ることがある
オンライン査定近くに専門店がない人、手軽に査定したい人実物査定で金額が変わる可能性がある
リサイクルショップとにかく早く売りたい人買取価格が安くなる可能性が高い
フリマアプリ・オークション高値で売りたい人、時間や手間をかけられる人出品・発送の手間、トラブルのリスクがある

6. まとめ:迷ったらどうすればいい?

着物の価値を判断するのは難しく、「売るべきかどうか」「本当に価値があるのか」と迷うこともあります。ここでは、価値の判断に迷ったときの具体的な対策を紹介します。

6-1. 無料査定を活用するのがおすすめ

「この着物、価値があるのか分からない…」というときは、無料査定を活用するのが一番の解決策です。

無料査定のメリット

  • 専門家が正確に価値を判断してくれる
  • 査定だけでもOKなので、すぐに売る必要はない
  • 相場を知ることで、適正価格で売る判断ができる

特に、着物専門の買取店を選ぶと、リサイクルショップよりも正確な査定をしてもらえます。複数の店舗で査定を受けて、価格を比較するのもおすすめです。

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6-2. 価値があるか判断に迷ったらプロの意見を聞く

着物には「高く売れるもの」と「値がつきにくいもの」がありますが、素人では判断が難しい場合も多いです。

プロに相談するべきケース

  • 証紙がついているが、どの程度の価値があるか分からない
  • 古い着物だが、アンティークとして価値があるか知りたい
  • 人間国宝や有名作家の着物かどうか分からない

こうした場合は、着物買取専門の鑑定士に見てもらうのが最適です。プロの意見を聞くことで、思わぬ高額査定になることもあります。

6-3. 思い出やストーリーも大切にしながら決める

着物には、それぞれの思い出やストーリーが詰まっています。「親から受け継いだ着物」「成人式で着た振袖」「特別な日に誂えた訪問着」など、単なる衣類以上の価値があることも多いです。

売るかどうか迷ったときの考え方

✅ もう着る機会がないか?

✅ 誰かに譲ることはできないか?

✅ 思い出は写真や記録に残して手放せるか?

もし「大切な着物だけど着る機会がない」と感じるなら、リメイクして使うという選択肢もあります。帯や反物をバッグや小物に仕立て直すことで、思い出を形に残すことができます。

 最後に

着物の価値は、素材や作家、証紙の有無、状態などによって大きく変わります。もし価値の判断に迷ったら、無料査定を活用し、専門家の意見を聞くことが大切です。

そして、価格は市場の変動や個々の着物の状態によって価格が大きく異なります。

買い取り業者のサイトなどを検索した結果に示される価格帯もあくまで参考価格であり、実際の査定額とは異なる可能性があることをしっかり心に留めておきましょう。

着物には思い出も詰まっているため、「売る」「残す」「リメイクする」など、自分にとって納得のいく方法を選ぶことが重要です。

最後に、手放すことを決めたら、信頼できる買取店を選び、大切にしてきた着物を次の持ち主に託しましょう。

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