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2025年11月07日

【着物のお手入れ】定期的な虫干しとカビ・シミの緊急対処法

カビ・シミの緊急対処法イメージ画像

着用後のブラッシングと陰干しを終えた着物も、タンスにしまったままでは安心できません。「久しぶりに出したらカビが…」という事態を避けるにはどうすればよいのでしょうか。実は、年に数回の定期的なメンテナンスが、着物をトラブルから守る鍵となります。この記事では、着物の年間メンテナンスである「虫干し」の正しい方法と、カビやシミを見つけたときの緊急対処法を詳しく解説いたします。

目次

第1章:なぜ定期的なメンテナンスが必要なのか?
 1-1. 保管中に進行する着物の三大トラブル
 1-2. 「虫干し」とは?その目的と効果
 1-3. 「虫干し」と「陰干し」の違い
第2章:定期的な虫干し【実践編】
 2-1. 虫干しに最適な時期と天気
 2-2. 虫干しの手順【ステップバイステップ】
 2-3. 虫干し中にチェックすべきポイント
第3章:トラブル発見時の緊急対処法
 3-1. 【カビ】を発見した場合
 3-2. 【虫食い】を発見した場合
 3-3. 【シミ・黄変】を発見した場合
第4章:着物を守るための応用的なお手入れ
 4-1. 汗をかいたら「汗抜き」を
 4-2. 長期保管前の「洗い張り」と「仕立て直し」
第5章:着物を守る正しい保管方法
 5-1. 保管場所の選び方:桐タンス vs 衣装ケース
 5-2. たとう紙の役割と交換時期
 5-3. 防虫剤・除湿剤の正しい使い方
第6章:よくある質問(Q&A)
まとめ文

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第1章:なぜ定期的なメンテナンスが必要なのか?

着用後の基本のお手入れに加えて、なぜ定期的なメンテナンスが重要なのでしょうか。ここでは、保管中の着物に潜むリスクと、それを防ぐ「虫干し」の役割について解説します。

1-1. 保管中に進行する着物の三大トラブル

タンスの中は安全な場所ではありません。湿気がこもりやすく、空気の動きがないため、カビや虫にとって好都合な環境になりがちです。とくに、一度でも着用した着物は、目に見えない汗や皮脂が付着しており、それがカビの栄養源となります。また、ウールや正絹などの動物性繊維は、ヒメマルカツオブシムシなどの衣類害虫の好物です。

これらのトラブルは、気づかないうちに進行し、取り返しのつかない事態を招くことがあります。たとえば、カビは独特の臭いを放ち、生地を変色させます。虫食いは物理的に穴を開けてしまい、修復が困難になることも。黄変は、一度発生すると通常のクリーニングでは落とせません。

エステー株式会社  ムシューダのページから
着物の虫食いイメージ
虫食いの穴

1-2. 「虫干し」とは?その目的と効果

「虫干し」とは、年に数回、着物をタンスから出して風を通す、いわば「着物の健康診断」です。その目的は、単に湿気を飛ばすだけではありません。

第一に、カビや虫害の発生を予防します。第二に、着物全体の状態をチェックし、シミや黄変、虫食いなどのトラブルを早期発見する絶好の機会となります。第三に、防虫剤の入れ替えや、たとう紙(※1)の交換を行うタイミングにもなります。

この定期的なチェックが、着物の寿命を大きく左右するのです。たとえば、虫干しを怠ったために、いざ着ようと思ったときにカビだらけで着られなかった、という悲しいケースは少なくありません。

※1 たとう紙(たとうし):着物を保管するための専用の和紙。湿気を調整し、ホコリや汚れから着物を守る役割があります。

たとう紙

1-3. 「虫干し」と「陰干し」の違い

第1回記事で解説した「陰干し」は、着用直後に1~2時間行う湿気取りでした。一方、「虫干し」は、年に数回、半日~丸一日かけて行う定期的なメンテナンスです。目的と時間に違いがあると理解しておきましょう。

着用後の「陰干し」と、定期的な「虫干し」。この2つを両方実践することで、着物を最適な状態で保管することができます。

第2章:定期的な虫干し【実践編】

ここでは、虫干しの具体的な方法を解説します。正しい時期と手順で行うことで、着物を守り、トラブルを未然に防ぎましょう。

2-1. 虫干しに最適な時期と天気

虫干しは、空気が乾燥している時期に行うのが最も効果的です。一般的に、年に2~3回、以下の時期が最適とされています。

  • 冬(1月下旬~2月上旬): 一年で最も空気が乾燥している「寒干し」
  • 夏(7月下旬~8月上旬): 梅雨でたまった湿気を払う「土用干し」
  • 秋(10月下旬~11月上旬): 夏の湿気を取り除き、次のシーズンに備える「秋干し」

もちろん、この時期に限定する必要はありません。大切なのは、「晴天が2~3日続いた、乾燥した日」を選ぶことです。雨の日の翌日などは、地面からの湿気で湿度が高いため避けましょう。天気予報で湿度を確認し、50%以下の日を選ぶのが理想的です。

項目着用後の陰干し定期的な虫干し
目的着用直後の湿気取り(日々の歯磨きのようなもの)保管中のカビ・虫害予防、シミ・黄変などのトラブルの早期発見(着物の健康診断のようなもの)
時間1~2時間半日~丸一日(目安:午前10時頃から午後3時頃まで)
頻度着用直後(毎回)年に数回(2〜3回が目安)

補足情報

  • 陰干し: 直射日光の当たらない風通しの良い場所で、短時間(1~2時間)行います。
  • 虫干し: 空気が乾燥している時期(冬の寒干し、夏の土用干し、秋の秋干しなど)に、晴天が2〜3日続いた乾燥した日を選んで行います。

十二月ノ内水無月土用干 豊国 :国立国会図書館デジタルコレクション

2-2. 虫干しの手順【ステップバイステップ】

虫干しの手順は、基本的には陰干しと同じです。まず、直射日光の当たらない風通しの良い部屋を選び、窓を開けて空気の通り道を作ります。次に、着物専用ハンガーに着物をかけ、下に新聞紙などを敷きましょう。時間は、湿度が低い午前10時頃から午後3時頃までが最適です。この間に、着物の裏と表にまんべんなく風が当たるよう、一度裏返すとより効果的です。夕方になると湿度が上がってくるため、午後3時までには取り込むようにしましょう。

取り込む際は、いきなりタンスに戻さず、部屋の中でしばらく熱を冷ましてからにすると、結露を防ぐことができます。着物ハンガーにかけたまま、30分~1時間ほど室温に慣らしましょう。このひと手間が、タンス内の急な温度変化を防ぎます。

2-3. 虫干し中にチェックすべきポイント

虫干しは、着物の状態を隅々までチェックする絶好の機会です。以下のポイントを重点的に確認しましょう。

  • カビ: 白や緑、黒い点々がないか。とくに、畳みジワに沿って発生しやすいです。
  • シミ・黄変: 以前はなかったシミや、生地が黄色っぽく変色していないか。
  • 虫食い: 小さな穴が開いていないか。虫のフン(砂粒のようなもの)がないか。
  • 生地の状態: 金箔や刺繍が剥がれたり、ほつれたりしていないか。

何か異常を見つけた場合は、次の章で解説する対処法を参考に、早めに専門家へ相談しましょう。その際、スマートフォンのカメラで患部を撮影しておくと、後で相談する際に状況を伝えやすくなります。全体像と、患部のアップの写真を撮っておくと、より正確に状態を伝えられます。

こちらの虫干しに関する記事も参考にしてください↓

着物の虫干しはいつやる?自宅で簡単にできる方法と時期
着物は日本の伝統文化の象徴ですが、適切に管理しないとカビや虫害に悩まされることがあります。特に大切なのが「虫干し」です。虫干しをすることで、湿気を飛ばし、着物を長持ちさせることができます。

第3章:トラブル発見時の緊急対処法

もし虫干し中にカビやシミを見つけてしまったら、どうすればよいのでしょうか。ここでは、トラブル別の緊急対処法を解説します。自己判断で対処せず、専門家の知識を借りることが重要です。

3-1. 【カビ】を発見した場合

カビを発見した場合、自分で叩いたりこすったりするのは絶対にやめましょう。カビの胞子が繊維の奥深くまで入り込み、かえって状態を悪化させてしまいます。カビには、表面に付着しているだけの「白カビ」と、繊維の内部まで根を張ってしまった「黒カビ」「緑カビ」があります。とくに後者は、専門家でも除去が難しい場合があります。

カビを見つけたら、それ以上触らず、すぐに着物クリーニングの専門店に相談してください。相談する際は、カビの種類や範囲を伝え、見積もりを取ることをおすすめします。複数の店舗に見積もりを依頼し、料金だけでなく、処置内容や実績などを比較検討するとよいでしょう。「カビを完全に除去できるか」「生地へのダメージはどの程度か」など、具体的な質問をしてみるのも有効です。

白カビのはえた着物のイメージ画像
白カビのイメージ

3-2. 【虫食い】を発見した場合

虫食いは、小さな穴として現れます。もし虫食いを見つけたら、他の着物にも被害が広がっている可能性があるため、タンスの中をすべてチェックしましょう。虫食い穴の修復は、「かけはぎ」という専門的な技術が必要です。素人が修復するのは難しいため、悉皆屋(しっかいや)(※2)などの専門店に相談することをおすすめします。

今後の対策として、防虫剤の種類や置き方を見直すことも重要です。また、虫の卵が残っている可能性もあるため、被害にあった着物だけでなく、同じ引き出しに入っていた着物もすべて専門家に見てもらうと安心です。専門店では、ガス燻蒸などの方法で、繊維の奥に残った虫や卵を完全に駆除することも可能です。虫食い穴の修理(かけはぎ)は、数ミリ四方で数千円からと高額になる場合もあるため、まずは見積もりを依頼しましょう。

※2 悉皆屋(しっかいや):着物の染め替え、シミ抜き、仕立て直しなど、着物に関するあらゆる相談に応じる専門家。


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3-3. 【シミ・黄変】を発見した場合

以前はなかったシミや、生地全体の黄ばみ(黄変)を発見することもあります。これは、落としきれなかった汗や皮脂が、時間とともに酸化して現れたものです。黄変は、通常のシミ抜きでは落ちないことが多く、専門的な「黄変抜き」という作業が必要になります。

発見したら、できるだけ早く専門店に相談しましょう。早期であるほど、きれいに落とせる可能性が高まります。黄変抜きは高度な技術を要するため、実績の豊富な専門店を選ぶことが重要です。料金はシミの範囲や古さによって大きく異なり、数千円から数万円かかることもあります。

黄変のイメージ
黄変のイメージ

第4章:着物を守るための応用的なお手入れ

ここでは、基本的なお手入れに加えて、着物をより長く美しく保つための応用的なケアについて解説します。とくに汗をかきやすい夏場や、長期保管前には重要なポイントです。

4-1. 汗をかいたら「汗抜き」を

夏場や暖房の効いた室内で着物を着ると、自分では気づかないうちに汗をかいているものです。汗の成分は水洗いでは落ちにくく、放置すると黄変や生地の劣化の原因になります。そのため、汗をかいたと感じたら、クリーニング店で「汗抜き」を依頼しましょう。これは、専用の溶剤を使って汗の成分を分解する作業です。

シーズン終わりに一度、汗抜きをしておくと、次の年も安心して着物を着用できます。料金は3,000円~5,000円程度が相場ですが、着物の種類や状態によって異なります。たとえば、振袖や留袖など、生地の面積が広いものは高くなる傾向があります。

※ 料金は2025年時点の一般的な目安です。また店舗や地域によって異なります。

悉皆屋さんの汗抜き作業イメージイラスト
悉皆屋さんの汗抜き作業イメージ

4-2. 長期保管前の「洗い張り」と「仕立て直し」

「洗い張り」とは、着物を一度ほどいて反物の状態に戻し、水洗いすることです。全体の汚れをすっきりと落とすことができ、生地の風合いも蘇ります。親から譲り受けた着物や、長期間着用する予定のない着物は、洗い張りをしてから保管するとよいでしょう。

ただし、洗い張りは時間と費用がかかるため、頻繁に行うものではありません。10年~20年に一度の、本格的なメンテナンスと捉えるとよいでしょう。

また、寸法が合わなくなった着物は「仕立て直し」をすることで、自分のサイズに合わせて生まれ変わらせることができます。これらも悉皆屋などの専門店に相談しましょう。

洗い張りの料金は20,000円~、仕立て直しは30,000円~が目安ですが、着物の状態や依頼内容によって大きく変動します。洗い張りと仕立て直しを同時に行うと、合計で50,000円以上になることも珍しくありません。大切な着物を長く着るための投資と考えるとよいでしょう。

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第5章:着物を守る正しい保管方法

お手入れの最後のステップは、正しい保管です。虫干しでリフレッシュした着物を、次のシーズンまで良い状態で保つためのポイントを解説します。

5-1. 保管場所の選び方:桐タンス vs 衣装ケース

着物の保管場所として最適なのは、昔ながらの「桐タンス」です。桐は湿気を吸ったり吐いたりして、内部の湿度を一定に保つ性質があります。また、防虫効果のある成分も含まれています。

しかし、現代の住宅事情では桐タンスを置くのは難しい場合も多いでしょう。その場合は、プラスチック製の衣装ケースでも代用可能です。ただし、湿気がこもりやすいため、除湿剤を必ず併用し、定期的な虫干しをより一層心がける必要があります。

衣装ケースの底にすのこを敷くと、通気性がよくなり、湿気対策に効果的です。また、着物を詰め込みすぎず、8割程度の収納に留めることも、風通しを良くするポイントです。

項目桐タンス(桐の性質)プラスチック製衣装ケース
メリット・湿気を吸ったり吐いたりして、内部の湿度を一定に保つことができる(調湿効果)。・防虫効果のある成分が含まれている。・現代の住宅事情でも設置しやすい(代替可能)。・比較的安価。
デメリット・現代の住宅事情では置くのが難しい場合がある。・湿気がこもりやすい。・除湿剤の併用や、より一層の定期的な虫干しが必要となる。
保管のポイント・特になし(着物保管に最適)。・除湿剤を必ず併用する。・底にすのこを敷くと通気性が向上する。・着物を詰め込みすぎず、8割程度の収納に留める。

高価な桐箪笥

5-2. たとう紙の役割と交換時期

着物は、必ず「たとう紙」に包んで保管します。たとう紙は、湿気を調整し、ホコリや汚れから着物を守る大切な役割を担っています。

しかし、たとう紙自体が湿気を吸うため、長年使っていると効果が薄れてきます。茶色いシミが出てきたり、紙がよれてきたりしたら交換のサインです。1~2年に一度は新しいものに交換することをおすすめします。

金糸や銀糸が使われている着物は、化学繊維の含まれていない、手すきの和紙でできたものを選ぶとより安心です。たとう紙をたたむ際は、着物に余計なシワがつかないように、ふんわりと三つ折りにするのが基本です。着物の折り目に沿って丁寧にたたみ、たとう紙の中で着物が動かないようにします。

5-3. 防虫剤・除湿剤の正しい使い方

防虫剤や除湿剤は、着物を守るための強い味方です。しかし、使い方を間違えると逆効果になることもあります。

防虫剤は、着物に直接触れないように、タンスの四隅や上部に置きます。成分が上から下へ広がるためです。また、異なる種類の防虫剤を混ぜて使うと、化学反応を起こしてシミの原因になることがあるため、必ず1種類に統一しましょう。除湿剤も、たまった水がこぼれないように注意して設置してください。

シートタイプの除湿剤は、着物の上に直接置けるものもあり便利です。防虫剤を選ぶ際は、無臭タイプを選ぶと、着物に匂いが移る心配がありません。金糸や銀糸を使っている着物には、ピレスロイド系の防虫剤がおすすめです。ナフタリンや樟脳は、化学反応で金銀糸を変色させることがあるため避けましょう。

防虫剤の使い方を解説(エステー)こちらも参考にしてください

第6章:よくある質問(Q&A)

ここでは、定期的なメンテナンスと保管に関するよくある質問にお答えします。疑問を解消し、自信を持って着物管理に取り組みましょう。

Q1. 着用後の「陰干し」と定期的な「虫干し」、両方実践する必要がありますか?

A. はい、両方実践するのが理想です。着用後の陰干しは「日々の歯磨き」、定期的な虫干しは「歯科検診」のようなものです。両方を組み合わせることで、着物を虫歯(トラブル)から守り、最適な状態に保つことができます。着用後のお手入れについては、第1回記事で詳しく解説していますので、まだご覧になっていない方はぜひお読みください。

Q2. 和室がありません。どこで虫干しすればいいですか?

A. リビングなどの洋室でも問題ありません。直射日光が当たらないようにカーテンを閉め、エアコンの除湿機能や扇風機で風通しを良くしましょう。着物ハンガーをかける場所がない場合は、清潔なシーツを敷いた床やベッドの上に広げるだけでも効果があります。

Q3. 防虫剤はどのくらい入れればいいですか?

A. 製品のパッケージに記載されている使用量を守ることが大切です。多すぎても少なすぎても効果が薄れてしまいます。一般的には、タンスの引き出し一段につき2~3個が目安です。有効期限も確認し、定期的に交換しましょう。

Q4. クリーニングに出せば、虫干しはしなくてもいいですか?

A. クリーニング後でも、虫干しは行うことをおすすめします。クリーニング店のビニール袋は、通気性が悪く湿気がこもりやすいため、必ず外してたとう紙に入れ替えましょう。そして、他の着物と同様に、定期的に風を通して状態をチェックすることが大切です。

Q5. 喪服や留袖など、あまり着ない着物も虫干しは必要ですか?

A. はい、着用頻度が低い着物ほど、定期的な虫干しが重要です。タンスにしまったままにしておくと、気づかないうちに湿気がたまり、カビや黄変が進行していることがあります。年に一度でもよいので、必ず風を通し、状態を確認するようにしましょう。

まとめ文

この記事では、定期的な虫干しの方法とトラブル対処法をお伝えしました。年に数回のメンテナンスを習慣にすることで、カビや虫食いを未然に防ぎ、着物の状態を良好に保てます。虫干しは、大切な着物と向き合う良い機会にもなります。ぜひ、年間スケジュールに組み込んで、着物のお手入れを楽しみましょう。


着用後のお手入れも忘れずに

定期的な虫干しと合わせて、着用後のブラッシングと陰干しも重要です。第1回記事では、以下の内容を詳しく解説しています。

  • ブラッシングの正しい方法と力加減
  • 陰干しの最適な時間と場所
  • 自宅環境別の実践方法
  • 素材別のお手入れの違い

【着物初心者必見】着用後15分でできるブラッシングと陰干しの基本|自宅で簡単お手入れ

着用後のお手入れと定期的な虫干しを両方実践することで、着物を最適な状態で保管できます。



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