単衣の着物には裏地がついていません、袷の着物よりも軽く、風通しが良いのが特徴です。 袷ほど着る期間は長くないですが、現在は、温暖化のため単衣を長い期間（2ヶ月～5ヶ月未満）着用する人が増えてきました。
春から夏、夏から秋、どちらの季節にお召しになるかによって、合わせる帯や小物の種類も変えられる、コーディネートの愉しみを味わえる着物です。

織りの着物の特徴と魅力
織りの着物は、糸を縦横交互に組み合わせて織り上げることで作られます。その素材、織り方、模様などによって様々な種類があります。それぞれに特徴や魅力があります。

丈夫で長持ち：糸を密に織り込むことで、丈夫で長持ちするものが多く、長く愛用できます。
通気性が良い：天然素材の糸で作られているものが多く、通気性がよく、一年を通して快適に着用できます。
保温性が高い：冬用の着物には、保温性の高い素材が使われることが多く、暖かく過ごすことができます。
デザインの豊富さ：織り方や糸の種類、模様によって、無数のバリエーションが生まれます。

素材：絹は、光沢があり、肌触りがよく、高級感があります。代表的なものに、大島紬、結城紬などがあります。綿は、通気性がよく肌に優しい素材です。麻は、涼感があり丈夫な素材です。ウールは、暖かく保温性が高い素材です。
手織り：職人が手作業で織り上げる着物で、一点ものの価値があります。
機織り：機械を使って織り上げる着物で、大量生産が可能です。

こちらの商品は、
紬（つむぎ）は、日本の伝統的な織物の一つで、普段着として親しまれてきました。絹糸の中でも、紬糸と呼ばれる節のある糸を使って織られるのが特徴です。この節が、紬独特の素朴で温かみのある風合いを生み出しています。産地は日本各地に点在しています。それぞれの産地で独自の技法や風合いを持った紬が織り出されています。
色柄：薄黄色（明るい灰みの黄色）心を落ち着かせ、穏やかな気分にさせてくれる色に、規則正しい、階段絣、幾何学模様が織り出されています。
着用シーン：紬は、普段着として気軽に楽しめる着物です。様々なシーンで活躍します。しかし、フォーマルな場には不向きなため、TPOを意識することが大切です。
帯：最も相性が良いのは名古屋帯です。半幅帯もカジュアルな装いに良く合います。同系色の帯を合わせると柔らかく優しい印象に、反対色の帯を合わせるとコントラストがはっきりした華やかな印象に、中間色の帯を合わせると、落ち着いた上品な印象になります。